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脱「大手orベンチャー」の二択思考 キャリアはミッション思考で築く

不動産×テクノロジーで、業界にイノベーションを起こす株式会社GA technologies(GAテクノロジーズ)。今、あらゆる業種から優秀な人材が集まっている。なぜそれだけ、優秀な人材が集うのか?3名の社員に話を伺った。

有名企業社員たちが、テクノロジー企業に飛び込んでいく理由

自分のミッションに熱中できる人材が、100年に1度の大変革期を創っていく―。

「不動産×Technology」の分野を牽引する創業5年目のGA technologies(GAテクノロジーズ)に、有名企業から飛び込んだ3人のキャリア採用者に話を聞いた。

「大手かベンチャーか」という二択思考に囚われず、自ら感じたミッションに従い自由にフィールドを駆け抜けていく、そのキャリア・ビルディングとは?

「キーエンス→GA」大手で磨いたスキルを加速させる次の舞台

Human Resource Development Team, Manager 豊田 龍次 慶應義塾大学卒。学生時代にスタートアップの事業立ち上げに携わる。新卒で株式会社キーエンスに入社し、 セールスとして主に製造業や小売・流通業のクライアントを担当。在職時に数々の賞を受賞、その後2016年に人事部採用担当として株式会社GAテクノロジーズにジョイン。 現在は新卒・中途採用や社内制度の構築、研修プログラムの策定等、社内業務全般を担当。

大学時代に広告代理店の事業を立ち上げた経験があり、スタートアップやベンチャーにはずっと興味がありました。しかし、就職する際にキーエンスを選んだのは、圧倒的なセールス力を身につけたかったから。

まず、その力をつけなくては、という確信が自分のなかでありました。前社のキーエンスでは、主に製造・小売・流通のコンサルティングセールスに携わりました。

次第に、ルールの多さや大企業の環境に限界を感じるようになり、転職を決意。有名企業からもたくさん声をかけてもらえたのですが、最終的にGAに入社しました。

代表の樋口とは以前からプライベートで交流がありGAに誘われていたんです。ただ、不動産業界に悪いイメージとような、先入観がありました。

しかし改めて話を聞く機会があり、そのスピード感、成長率、売上に本当に驚きました。リーテックの市場の可能性、まだ主要なプレーヤーがいないことから、「これは大きな転換点だ、行こう!」と直感で決意しました。

現在私は、GAで人事採用を担当しています。海外の学生にも採用の幅を広げており、先日、韓国から帰国したばかりです。

当社の採用において、 一番重要視しているのは「良い人」、 信頼性のある人柄です。高額商品を扱う側面から、「あなたなら、この企業なら、買ってもいい」とお客様に思ってもらえるような社員が欲しい。

また、新卒採用においては、キャリア採用とは違って高い能力は求めていません。様々な活動をしてきたというプライドよりも、周囲の意見を聞ける素直さが大切です。学生のポテンシャルに期待をしています。

「サイバーエージェント→電通→GA」異業種からナレッジが集まる、すごい磁場がここにある

Communication Design Center Chief Communication Officer 川村 佳央 学習院大学卒。新卒入社で株式会社サイバーエージェントへ。新規事業コンテストに優勝後、子会社の社長に就任。その後、株式会社電通で7年間勤務し、コミュニケーションデザイナーとして様々なクライアントのキャンペーン等を手がけた。2018年、株式会社GAテクノロジーズにジョイン。コミュニケーションデザインセンターを立ち上げ、全社のコミュニケーション責任者を務めている。

代表の樋口と出会ったのは、投資物件を購入するためにGAを利用したことがきっかけでした。

キラキラした目で将来の展望を語る、樋口の人柄にすっかり魅了されてしまい、顧客から始まって、クライアントとしても仕事をして、ついに社員になってしまいました(笑)。

私の専門は、手法を問わずコミュニケーションを駆使して人の心を動か す「コミュニケーションデザイン」。前社の電通では7年間、ナショナルクライアントを中心にコミュニケーションの支援に従事していました。

現在は、GAに「コミュニケーションデザインセンター」を立ち上げ、責任者として広告、コーポレートPR、採用広報、オウンドメディアの編集、企画、クリエイティブなどを全般的に担当しています。

GAへの転職に、迷いはありませんでした。もともと私のキャリアのスタートが、サイバーエージェントだったというのも大きな理由です。

サイバーエージェントの急拡大期、 世紀を代表する企業という目標に、社員が心から共感しながら働く現場に立ち会うことができました。

その経験から、現在のGAの規模、成長フェーズだからこそ、ぜひ関わりたいと強く思ったのです。

小さいベンチャーに比べて資金があり、新規事業が実現できる。 一方で組織は未成熟のため、社員はやりたいことができる、成果のリターンも大きい。今のGAには成長のチャンスがあふれています。

また、学生の皆さんに知ってもらいたいのは、GAという組織のダイバー シティ。異業界から人やナレッジが集まる場は、新卒の社員にとって、またとない成長の場です。

大企業のダイナミズムと、ベンチャーのスピード感を兼ね備えた経験をもつ先輩社員たちから、たくさんのことを吸収してほしいです。

「伊藤忠→外資ベンチャー日本代表→GA」世の中が変わる瞬間を、この目で見ると決めた

Corporate Strategy Division/ New Business Innovation,Manager 尹 英俊(ユン ヨンジュン) シドニー大学、早稲田大学卒。伊藤忠商事に入社し7年勤務しながら、スタートアップ活性化を支援するNPOを共同主宰。商社を退職後は、米系SNSアプリ「Blind」を運営するTeamblind inc.の日本代表、カメラアプリ「SNOW」等を運営するCampMobile inc.の日本代表を務める。2017年より株式会社GAテクノロジーズにジョイン。経営戦略本部にて新規事業開発に従事。

伊藤忠商事では、食料カンパニーでITとは全く関係のない業務に携わっていました。

もともと経営者目線で考え、事業を創りたいという想いが強くあったため、商社で働きながらもスタートアップ活性化を支援するNPOを立ち上げ、その活動に取り組んでいました。

その後、新たに起業を考えていた頃に代表の樋口と出会い、「一緒にやろう」となったのです。

起業を考えていたのにGAに参画した理由は、2つあります。

まず、樋口の熱量。やると言ったら徹底的にやり切る。彼は熱伝導率もすごくて、周りが動く。GAには恐ろしいほどの成長スピードがあった。やるんだったら、これくらいの会社でやりたい、と。

もう1つは、私の実家が不動産業を営んでおり、大きな市場でありながらIT化されていないこと、ユーザービリティの低さを実感していました。

リーテックによる技術革新が起きれば、まさにブルーオーシャンですし〝社会にとっての負〞を解決していけることに可能性を感じたのです。

ぜひ、若手の人材には、グロースマインドセットを持ってほしい。簡単なことでもいい。課題を見つけ、解決方法を考え、実行する。これを使命感レベルでやれるなら、パッションは自然に湧いてくるのだと、樋口はよく話しています。

私は現在、経営戦略や新規事業開発を担当しています。過去の新規事業コ ンテストでは、当時150人だった社員から、80の応募案が提出されまし た。

この応募率の高さが、GAらしさです。実際に若手社員の「アジアの投資家を取り込みたい」という提案をきっかけに、Wealth Park社との業務提携へと至りました。

今後はフレッシャーズ枠も設けるので、若いメンバーにはぜひチャレンジしてもらいたいです。