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インターンシップ参加時に気を付けておきたいマナーとは?

就活では、企業が開催するインターンシップに参加する機会が多くあります。インターンシップは、学生の立場で企業の雰囲気を肌で感じることのできる貴重な機会です。以下で紹介するマナーは、本選考時に役に立つもの。これらをきっちりと守り、役立てましょう。

インターンシップ受付時に気を付けたい「マナー」とは

インターンシップの受付時に学生側で気を付けたいマナーは、到着の時間、身だしなみ、挨拶の3点です。

1点目は、到着の時間です。インターンシップ先の企業には、予定時刻の10分から15分までに到着しましょう。早すぎても遅すぎてもマナー違反となります。なぜなら、企業の担当者に迷惑がかかるからです。あまりに早い時間に着くために、相手方に対応するための時間を余計に取らせるのです。インターンの時だけでなく、本選考でも遅い時間に着くことは、相手方に多大な迷惑をかけるためマナー違反となります。絶対に避ける必要があります。

2点目は、身だしなみです。受付前に、身だしなみをチェックしましょう。具体的には、スーツの汚れがないか、髪の乱れはないか、靴はピカピカか、などです。身だしなみは、電車移動などで崩れる場合が多いため、企業に到着する直前に改めて見直す癖をつけた方が良いでしょう。身だしなみの乱れは、マナー違反となるからです。また本選考でも、身だしなみはチェックポイントの一つ。身だしなみに注意を払う癖をつけましょう。

3点目は、挨拶です。受付時から元気よく声を出しましょう。対応する人がスタッフであっても、学生の態度は社内で共有される可能性があります。受付だからと言って、気を抜かないよう注意しましょう。始めの挨拶は、「おはようございます」や「失礼いたします」などが適当です。

その後に、出身大学と学部名、フルネームを告げ、インターンシップに参加するために来訪した旨をはっきり伝えて下さい。このように、始めの挨拶、名乗り、要件を順に漏らさず伝えることが重要です。社会人になる上で、挨拶がきちんとできないことは、マナー違反となります。

企業の担当者に会う前の受付の段階でも、既にインターンシップは始まっています。特に、社会人における第一印象は学生の評価を大きく左右する大事な項目です。受付時から好印象を与えられるよう、就職活動を行うに当たって先に挙げたマナーと注意点を守り行動してください。

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インターンシップワーク中に望ましいマナー

インターンシップのワーク時間中に取るべき態度やマナーについてはどうでしょうか?注意点は、挨拶、姿勢、言葉遣いの3点です。

1点目は、挨拶です。具体的には、「おはようございます」、「ありがとうございます」、「申し訳ございません」、「お疲れ様です」、「お先に失礼いたします」などが挙げられます。企業の担当者に対して、必要な都度、その場に適した挨拶を行なってください。挨拶をきちんとできることは、社会人の基本です。ビジネスの基本的なマナーでもあるため、欠かさないで下さい。

2点目は、姿勢です。インターンシップ全体を通して、真面目で熱心な姿勢を取ることをお勧めします。学生気分ではなく、就活生として、ワークには積極的に参加すると良いでしょう。受け身であることは、不真面目や熱心でないとのイメージがつきかねません。具体的に取るべき行動は、話を聞く際はメモを取ること、相手の目を見ること、適宜あいづちやお辞儀をすることです。このような態度を取ることで、マナーが良く、真面目や熱心な学生であるということが企業の担当者に伝わります。

3点目は、言葉遣いです。企業の担当者にはマナーを守った尊敬語を使いましょう。また、自分のことはへりくだり、謙譲語を使うようにしてください。インターンシップでワークを行う内に、つい気が抜けて、担当者にフランクな言葉で話しかけることは避けてください。仕事では、上の立場の人間には必ず敬語を使うことがマナーであるからです。インターンシップであっても、学生としての意識ではなく、就活生として仕事をしているという意識を持って取り組むことが重要です。

インターンシップでは、より実際の仕事に近い状況で、学生の様子を見たいと考えている企業の担当者は少なくありません。挨拶ができない、真面目で熱心な姿勢ではない、言葉遣いが悪い、などの印象を与えることは、その後の選考に影響を及ぼす可能性があるため、よくありません。インターンシップのワーク中は、上記3点のマナーのポイントを守って、担当者に自分をアピールして下さい。

インターンシップ参加後は、マナーとしてお礼メールを送ろう

インターンシップ参加後は、マナーとしてお礼メールを送ることをお勧めします。その理由は、感謝の意を表すため、印象を残すための2点です。

1点目は、感謝の意を表すためです。インターンシップでは、企業の担当者に多大な時間を割いてもらっています。お世話になった感謝の意は、口頭で伝えると同時に、メールで文書として形に残すことで、より相手に伝わりやすくなります。

2点目は、印象を残すためです。お礼メールを送ることで、企業の担当者により自分の印象を残してもらうことができます。インターンシップには多数の学生が参加することが多いため、他の学生に負けないよう、いち早くお礼のメールを送るようにしましょう。

メールを作成する際の注意点は、構成です。ビジネスにおけるメールには、決められた文章構成があります。マナーとして決められている文章構成に沿って、メールを作るようにしましょう。以下に、インターンシップ参加後のお礼メールの例文を記載するため、参考にしてください。

▼ 件名:【〇〇大学〇〇(フルネーム)】インターンシップのお礼 本文: 株式会社〇〇 〇〇課 ◯◯様

こんにちは。 ◯◯大学の〇〇〇〇(名前)でございます。

〇月〇日は、インターンシップに参加させていただき、ありがとうございました。

インターンシップを通じて、貴社の魅力や仕事の難しさなど、様々なことを学ぶことができました。

今回の経験を通じて学んだことを、今後の成長に活かしていきたいと思います。 ご多忙にも関わらず、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

末筆ながら、貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。


〇〇大学〇〇学部 〇〇〇〇(フルネーム) 電話番号:〇〇○○ メールアドレス:〇〇○○


インターンシップ参加における服装のマナー

インターンシップに参加する際の服装についても、マナーがあります。ここでは、スーツで参加する場合と、私服で参加する場合のそれぞれについて、ご説明します。インターンシップにスーツで参加する場合のマナーは、色と柄、小物類に関しての2点です。就職活動に当たって、社会人になる前に抑えておきましょう。

1点目は、色と柄に関してです。スーツは、黒色の無地タイプを着用するようにしてください。なぜなら、明るい色や柄入りのスーツは、不真面目であると捉えられることがあるからです。そのため、インターンシップにおいても、就活で着用するものと同じスタンダードタイプのスーツを着用するようにしてください。また、室内であっても、スーツの上着は脱がないように気を付けてください。上着を脱ぐことはマナー違反であり、失礼に値するからです。

2点目は、小物類に関してです。具体的には、靴や鞄などが挙げられます。靴は黒のビジネスタイプを、選びましょう。また、鞄は、黒のビジネスタイプを持ってください。A4サイズの書類が入る、自立式のものをお勧めします。インターンシップでは、様々な書類を配られることが多いため、鞄は必ず用意してください。

インターンシップに私服で参加する場合のマナーは、オフィスカジュアルを意識することです。私服で来るようにと指定があっても、ジーンズやサンダルなどカジュアルすぎる服装で参加は控えてください。

インターンシップであっても、ビジネスマナーを守った服装で参加することが重要です。オフィスカジュアルを意識した私服で参加して下さい。例えば、襟付きのシャツにチノパンを着用するなどが挙げられます。色や柄はあまり派手にならないよう注意しましょう。

冬のインターンシップでは、会場までのコート着用が多くなります。その場合、脱ぎ方や扱い方のマナーに注意することも重要です。具体的には、コートは入り口に入るまでに脱ぐこと、脱いだら外側を内に向けて畳んで鞄の上に置くことです。コートを着たまま会社に入ることはマナー違反です。また、コートは汚れが付く外側を見せないようにコンパクトに畳み、鞄の上に置くことで、マナーを守った扱い方をできます。

インターンシップに必要不可欠な持ち物のマナー

インターンシップに参加する際、学生側で必要となる持ち物は何でしょうか?学生が持参するべき主な持ち物は、筆記用具、メモ、ファイル、時計、スマートフォンの5点です。

1点目は、筆記用具です。鉛筆、消しゴム、ボールペン、色ペンなど一式を携帯して下さい。インターンシップでは、学生は適宜メモを取る必要があるからです。お勧めは、複数色を使えるボールペンです。なぜなら、1本で分かりやすいメモを取ることができるからです。

2点目は、メモです。手のひらサイズの小さいものと、A4サイズの大きいものがあれば良いでしょう。インターンシップでは、学校の授業の様に席に座ってゆっくりメモを取る時間もあれば、作業中に立ったままメモを取る時間があるからです。手のひらサイズの小さいメモを準備しておけば、どんな時でもスマートにメモを取ることができます。

3点目は、ファイルです。A4サイズの資料が整理できるファイルを持参しましょう。インターンシップでは、様々な資料を配られます。スマートに整理ができるよう、書類整理用のファイルを準備しましょう。

4点目は、時計です。ビジネス用の腕時計を必ず着用しましょう。ビジネスにおいて、時間を確認することは重要だからです。スマートフォンなどの時計機能を使うことは、マナー違反であると捉えられる場合もあるため、お勧めできません。

5点目は、携帯電話です。会場までの地図や会社情報などを確認するために便利だからです。また、場合によっては企業の担当者や他の学生と連絡先の交換できます。その後の就活を有利に進められるかもしれません。

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