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本田技研工業_ES(2020卒_本選考)

本田技研工業、2020卒_本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職

学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について入力してください。(200文字以内)

力を入れて取り組んだことは書道活動です。ある書道大会をきっかけに「海外で書道の魅力を発信したい」という想いを持つようになり、インドネシアでのボランティア活動やドイツ留学で書道教室の実施を決めました。具体的には、日本語と書道の説明、作品の手本作り、書き方の指導をしていました。特にインドネシアでは単身で僻地へ飛び込み、18クラスを一人で担当し授業内容の計画から実行まで行っていました。

取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか?(300文字以内)

私が直面した困難は期待というプレッシャーと仕事量の多さから心身ともに余裕をなくしてしまったことです。現地では私が初めてで唯一の外国人ボランティアだったということから、現地の警察官も見学しにくるなど、期待は相当のものでした。また、一人で18クラス全てを担当し、授業内容の計画から指導、片付けまで行い、疲れ果ててしまいました。ほかの先生がたは私を初めての「外国人」として好奇心から遠巻きに見つめるだけで、日本語や書道の知識がないからとあくまで観覧に徹するのみでした。私自身も、初めての海外での経験であり、言葉や文化など全てが異なる環境での活動で、疲労からか食あたりをおこして病院にかかってしまいました。

困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなども踏まえて入力してください。(500文字以内)

療養中にそれまでの取り組みを振り返りました。そこで私が「書道の魅力を海外に発信したい」という想いを持ってインドネシアに来たことを改めて認識し、その実現のために私はどのように行動するべきなのかを考えました。私は現地の期待に応えたく、責任感を持って活動することに疲労だけではなく、やりがいを感じていたことに気がつきました。では、どのようにその疲労部分を軽減しながら活動できるか考えたとき、一人ではなく現地の先生がたに協力してもらうことがベストだと考えました。

私は書道を学生たちだけに知ってもらいたいのではなく、もっと様々な人に知ってもらい、取り組んでもらいたいという自分の想いの軸に立ち返ったからです。そのためにはまず先生がたと距離を縮めようと、積極的な交流を図りました。具体的には持参した折り紙を折ってプレゼントする、日本の料理を作って一緒に食べるなどの方法で会話のきっかけを多く作りました。一度話せるとインドネシアの方々は人懐こく、向こうから話しかけてくれるようになりました。そのように仲良くなれたことで、それまで遠巻きに見つめていた先生がたは積極的に私の活動に協力してくれるようになりました。

その経験から何を学びましたか。それをどのように仕事に活かしていきたいですか。(500文字以内)

その経験から学んだことは一人ではなく協力して取り組むことの大切さです。私はこの経験をするまでは、人間は一人でも努力次第でなんでも達成することができると考えていました。ですがこの経験から、社会で生きる上で一人だけでできることは限られていて、ものごとは多くの人々の協力の上で成り立っていると気がつきました。その上で良好な人間関係の構築は非常に大切なものであると考えます。人間関係なしでは協力することはできないからです。そのために必要なことは、まず相手のことを知り、自分のことを知ってもらおうとする姿勢です。そこで私のインドネシアでの経験を活かしたいと思います。積極的に交流を図り、会話のきっかけを多く作った私の行動は、異国の地で言葉や文化が異なる環境でも効果を発揮しました。また、仲良く慣れたことで協力体制をとりやすくなり、より良い結果が生み出せるとわかりました。仕事をする上では社内社外問わず、知らない人や様々な価値観を持った人々と連携して働くことがあると思います。多くの人々と知り合い、協働する中で、私は積極的に交流を図ることで良い人間関係を築き、仕事に結果を出していきたいです。

あなたが仕事を通じて成し遂げたいことは何ですか。その根底にある想いや理由をあわせて入力してください。(500文字以内)

私が仕事を通して成し遂げたい、実現したいことは二つあります。一つ目は日本人として誇れる技術をもって世界に発信すること、二つ目はいつまでも夢を持って働きその価値をお客様に提供したいということです。それらの想いは学生時代の経験に基づくものです。ボランティア活動をしたインドネシアや留学先のドイツなど訪問した13の国々で、日本のものを目にする機会があるとすればそのほとんどは自動車であることに気がつきました。

3万点もの部品から構成される自動車は高い技術が要求されるものであり、ゆえに世界から日本は高い技術力に信頼を置かれているのだとわかりました。また、私は海外で書道教室に取り組んできて、今でも教え子が練習した書道作品の写真を送ってくれたり、勉強した日本語で私にメッセージをくれたり、私の取り組みで誰かにポジティブな影響を与えられたことに喜びを感じたからです。それは私の「書道の魅力を発信したい」という夢である強い想いが、行動によって生徒たちに価値あるものとなったという経験でした。「誇りと夢を持つこと」は私の原動力です。その原動力をもとに国際社会での活躍とお客様への価値提供を成し遂げたいです。

実現の場としてHondaを志望する理由を入力してください。(500文字以内)

実現の場として貴社を志望する理由は二点あります。一つ目は世界で挑戦できる技術力を持っていること、二つ目は社員の方々が夢を持って仕事に取り組んでいることです。それらはFuture Design Workshopに参加した際に実感しました。参加するまでは貴社にはモビリティカンパニーのイメージが強くありました。ですが、イベントを通して事業領域の多様さを実感し、それを支える強固なものづくりの力が貴社にはあるとわかりました。

また、社員の方々のお話を聞いてそれぞれの方々が夢を持って働いているとわかり、「HONDA=人々の夢を創っている会社」という言葉が心に響きました。不断の努力を重ねて仕事をしている社員の方々も「お客様の夢の実現という夢」を持って働いていると考えたからです。実際に、イベントで社員の方々とともにワークを進めていて、「HONDAらしいと思う」などと、実現には遠い道のりがある案でも一度も「NO」と言う方はいませんでした。そこでチャレンジングな社風と貴社で働く方々の夢への探究心を実感したのです。これらの経験から私の実現の場として貴社以上の場はなく、私も貴社の夢の実現に貢献したく志望します。

これまでの入力内容に加えて、伝えたいことがあれば自由に入力してください。(300文字以内)

私は「相手の立場に立ってものごとを考えられる人」です。英語の家庭教師をしていた時、初めは自分の価値観を押し付けて生徒がそもそも英語学習に苦痛を感じていたことに気づきませんでした。私は生徒の英語の成績をあげるという目標に関わる責任感を持っていました。

そして何より好きなことを増やして欲しいという想いがありました。そこで、英語を好きになってもらうことから始め、英語のカードゲームや短編アニメ鑑賞などレクリエーション要素を取り入れました。それをきっかけに英語の学習が苦ではなくなり、定期テストで50点も点数を伸ばすことができました。価値観は人によって異なるため、相手の目線で考えることが大切だと学びました。