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富士フイルム_ES(2020卒_本選考)

富士フイルム、2020卒_本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2018卒 選考:本選考 職種:総合職

大学及び大学院時代で、一番力を入れて取り組んだことは何ですか?その取り組んだ内容について、どのような「想い」をもって取り組んだか、その思いの実現に向けてどのように行動したかや、取り組みの結果を踏まえてお書きください。(400文字以内)

心理学の学習である。大学受験のときに「ゆず」の虹を聞いてその歌詞に励まされた経験から、音楽が感情に与える影響があるのではないかと思っていたことがきっかけだった。ブリッジウォーター州立大学の交換派遣留学で、授業や音楽心理学の実験を経て、卒業論文では「音楽が感情のコントロールにどうかかわるか」というテーマにした。日常にも身近な音楽聴取と感情を取り上げたいと考えたからである。質問紙調査を行うにあたり、英語論文を読めるようになったので英語で作成された尺度を和訳して挑戦した。文化差にも考慮しつつ、より日本人大学生になじみやすいように周りのゼミ生3人に意見を聞きながら和訳した。結果は、因子構造が元論文とは違うものになったが、日本の大学生に当てはまりやすい項目では結果が出た。大学院での学びにつながる良い経験になった。

今までに直面した一番大きな困難は何ですか?その困難をどのようにして乗り越えたかや、その経験を通して何を学んだかを踏まえて、お書きください。(400文字以内)

自分自身の研究を行う上で、参考文献が非常に少なかったことである。挑戦することにおいて、着実に物事に取り組むことの大切さを学んだ。感情状態・音楽の特徴・音楽聴取目的のみに焦点を当てた研究は見つかったが、日常における感情状態に沿った音楽選択についての研究が少なかった。研究の方針を立てるため、友人10人に協力してもらい面接調査を行い、再度日常における音楽聴取について検討した。メロディーのみならず歌詞についての検討が必要であることが分かったため、歌詞について検討した。今まで使ったことのないソフトを独学で勉強し、分析に用いた。その結果から今は質問紙を作っている。本質に向き合うことで、次に何をすべきかの見通しが立つことがある。その「するべきこと」に着実に取り組むことで視野が開けてくることがこのことを通して身をもって感じた。