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島津製作所(2020卒_本選考)

島津製作所、2020卒本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職

「大学・大学院での学業」について教えてください。(200文字以上400文字以内)

野生エンマーコムギ戻し交雑自殖系統を用いた穎果サイズと休眠性の解析というテーマで研究している。コムギは栽培化される過程で、徐々に穎果サイズが大きくなり種子の休眠性が失われていった。これらの形質は量的形質と呼ばれ、複数染色体上の多数の遺伝子の影響を受ける。穎果サイズの変化や休眠性の消失といった量的形質を決める遺伝子が染色体上のどこにコードされているかを解明するために、野生型の親と栽培型の親からできた個体にさらに何回か野生型の親と交雑させたのち自殖させて得た系統群を用い、各系統ごとに穎果サイズを測り発芽試験を行う。分子マーカーの遺伝子型と穎果サイズ、発芽指数からこれらの形質に関する量的形質遺伝子座の位置と効果の大きさを推定することができる。

大学時代、最も力を入れたこと」について、まずは一言で教えてください。(40文字以内)

交流戦への参加者を3倍にしたバドミントンサークルでの渉外活動

さらに詳しく教えてください。(200文字以上400文字以内)

バドミントンサークルの渉外として、他大学との交流戦への参加者数を増やすことに尽力した。参加人数の少なさは他大学にとっつきにくいイメージを持っていることが原因だった。そこで運営の立場を利用して自大学の人が他大学の人と交流できる場をつくることにした。具体的には、同学年で固めた試合を組んだり、ノリが合いそうな人を紹介したりした。とはいえ大会の日程が平日ということもあり、授業を休んでまで来てもらうことが難しかった。しかしこの取り組みを粘り強く続け、大会以外でも接点を作ることで、参加した人にもう一度大会に参加したいと思ってもらうことに成功した。結果、役職就任当初は8人ほどだった参加者数を3倍にした。また、ただ人数を増やしただけでなく、メンバーに自主的な参加意思を持ってもらうことによって継続的な交流戦の活性化に繋げた。また人の心を動かすのは簡単ではないことと、粘り強く取り組む大切さを学んだ。

あなたがこれまで学んできたことやスキルを入社後どのように活かしたいと考えているか教えてください。(200文字以上400文字以内)

私はエンカレッジという就活支援団体での活動を通して、成果を出すためには良い組織状態、つまりメンバー全員が前を向いている状態の維持が大切であることを学んだ。具体的な活動としては結束力を強める施策として毎月総会というものを設計している。エンカレッジはNPO法人であり給与をモチベーションにすることはできないため、当初は活動に対しての当事者意識にばらつきがあった。そのため総会では、メンバーが自己開示する機会を設けて絆を深め心理的安全性を担保したり、同じ方向を向いて活動できるように常にビジョンを共有し、それに対して成果を出している人を表彰したりすることでメンバーの自発的な活動意欲を引き出している。入社してからもこの学びを生かして同じように仲間が存分に働けるような環境づくりをする仕事に携わりたい。会社を支える仕事は、間接的にではあるが、会社に関わる全ての人の役に立っていると思えるからだ。