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石油資源開発_ES(2020卒_本選考)

石油資源開発、2020卒本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職

これまで取り組んできたゼミ・研究の内容または重点的に学んだ分野(400文字以内)

シュードタキライトという、断層運動時の摩擦溶融物が固化してできた断層岩の研究です。地震時に断層で消費されるエネルギーは、断層周辺の岩石(壁岩)の破壊・溶融・地震波の3つに分配されると考えられています。私の研究では、シュードタキライトの顕微鏡画像を解析し、シュードタキライトの溶融に分配されたエネルギーの大きさと、エネルギーの新しい分配先として熱的破壊があった証拠を示しています。研究の中で特に取り組んだ内容は、画像処理方法の改良です。シュードタキライトの画像解析を行う際、解析に先立って、撮影条件による不均一性を減らす画像処理が必要でした。しかし、先行研究の画像処理には主観的な操作が含まれ、データの正確性に疑問を抱きました。そこで、画像をフィルター処理し、できるだけ主観的操作を減らせるよう試行錯誤しました。他分野の研究例も参考に、議論を重ねながら最適な処理方法を決定することができました。

関心のある業界や会社、訪問した会社などを記入して下さい。(200文字以内)

エネルギー(石油開発、石油元売)、海運、メーカーの知財部門です。専門分野以外にも活躍の場があるような人材になりたいと思い、一つの専門分野を軸に、様々な分野の技術を広く吸収できる環境のある業界を志望しています。また、海外と関われる会社も志望しています。様々な土地の、多様な文化に仕事面から触れてみたいと感じます。

学生時代にあなたが最も力を入れたこと・取り組んだことについて困難な場面をどのように克服してきたか、 結果を出すためにどのような工夫をしてきたかを含めて、具体的に教えてください。(600文字以内)

学生時代は、イラスト制作に継続して取り組みました。元々絵やデザインが得意だったので、大学新聞の見出しや挿絵、会社のロゴ、研究室のポスターなどの制作を進んで引き受けていました。この活動で困難だった場面は、自分と相手の間で完成品のイメージがすれ違い、修正を繰り返したことと、毎回方針の異なる修正依頼を受けたことです。何度も修正を繰り返したことで、自分も相手も疲弊したことで、妥協した案が採用され、やり残した思いをしたことがありました。そこで、制作時には三つ工夫をしていました。一つは、相手の要望から完成品の役割や、作品が伝えたい内容を汲み取り、作品に反映していました。もう一つは、相手の要望を数字や色サンプルで可視化しました。最後には、初案を見せるときに複数の案を用意していました。これらの工夫により、互いの意見をスムーズにやり取りできるようになり、結果的に納期短縮に役立ちました。また、作品のイメージに対する思い違いを減らしたことで、相手の目的に合った作品を提供することができ、作品に対する満足度も上がったと感じます。どれも基本的なことですが、研究やアルバイトの場面でもこの工夫が役立っています。例えば、研究内容の相談をするときは、あらかじめ自分の意見をいくつか用意し、どちらが良いかという質問の形で相手の意見を聞くようにしています。

ご自身の考える長所と短所を教えてください。(400文字以内)

長所はこだわりを持つところです。例えば、依頼されたイラストを制作しているときは、自分が納得できない作品は作らないことにしています。自分が納得できない作品では、相手も満足しないと思っているからです。また、納得できるまでこだわった作品は高く評価されることが多く、自然と自分自身への自信や制作へのモチベーションにも繋がっていると思います。  短所は決断に時間がかかるところです。好奇心がある反面、様々な選択肢が出てきてしまい、決められないことがあります。短所の克服のため、何事にも優先順位をつけるようにしています。

当社を志望する理由を教えてください。(400文字以内)

貴社の技術力と事業内容、社風に興味を持ったからです。貴社は、ビチューメン、タイトオイルなど生産困難な案件に進出し、CCS技術開発にも積極的に取り組むなど、石油開発会社の中でも高い技術力を有しています。地質の職種とは直接関係はありませんが、国内ガス供給ネットワークを展開していることも魅力だと感じます。環境対策と、回収率の増進を両立でき、また、札幌の地震による大規模停電に遭い、電源確保に苦労した経験から、「持ち運べるエネルギー」として化石燃料の必要性を実感しました。災害が不可避である日本だからこそ、ガス・石油の安定供給体制を整える意義があると強く思います。 また、事務系のインターンシップに参加した際、外国人の方がインターンを担当されており、初めは驚きました。しかし、多様性を認める社風が根付いている証拠と考え、今では貴社の魅力だと考えています。 以上の理由から、貴社を志望いたします。