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ソフトバンク_ES(2020卒_夏インターン)

ソフトバンク、2020卒_夏インターンの通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:夏インターン 職種:地方創生:TURE-TECH

このインターンへの志望動機(600文字以内)

「地方創生」を現場に立つことで具体的に実感するとともに、一人一人に向き合った提案の仕方を学びたいと思ったからだ。先日、2016年度に本インターンに参加した比嘉将大さんの記事を拝見し、地方創生について机上の空論ではなく一人一人の生の声を直視した立案の様子に感銘を受けた。私自身中高時代を愛知県の岡崎市で過ごし、名古屋への一極集中の影響から地元の駅ビルや商店街などの店舗が閉店し衰退していく様子を実感していた。また小学生時代に居住していたインドネシアにおいても地方と都心部の格差は深刻化しており、都市部の発展の陰で地方に行くと自分と同年代の子供たちが窓拭きなどの仕事をして一家を支えている姿に大変衝撃を受けた。本インターンを通じ日本のみならず世界の喫緊の課題である地方と都市部の格差解消の方策の一つである地方創生に具体的に取り組むことで、地方の置かれている現状と課題を分析していきたい。また、私は大学では教授、学習心理学の視点から生徒の特性の合わせた学び方を学んでいるが、その経験を生かしながら本インターンを通じICTを用いた一人一人に向き合いながら現場の声を直視する提案の仕方をさらに学んでみたい。ICTを用いた個人に合わせた学習サポートなども行われている今、一人一人に向き合った課題解決にはICTの力が不可欠である。本インターンを通じICTの活用のメリットや課題を理解し、今後の人生の様々な課題解決のヒントにしたい。

最も大きな課題解決とその理由(600文字以内)

スポーツチャンバラの普及およびサークルの人員拡大のため、新歓合宿の設立など新歓活動の改革を行ったことだ。私はスポーツチャンバラサークルの颯剣会に所属し、この6月までイベントの企画を担当する役職についていた。当サークルでは競技自体がマイナースポーツである上に新歓を担当する役職が存在せず、責任の所在が不明確であったため、年々部員数が減少傾向にあった。女子部員も2、3人にとどまり、サークル存続の危機に陥っていた。この状況を打破するため、私は2つの改革を行った。まず、SNSを積極的に活用した。種目自体の知名度の低さを補うため当サークルの本アカウント以外に部員のいる女子大ごとに支部のアカウントを開設した。チャンバラの魅力だけではなく履修の組み方等の有益な情報を流したり、質問箱を利用し相談に乗ったりと、アカウント自体に付加価値をつけ存在を認識してもらえるようにした。さらに、新歓係を新設して自ら就任し、新歓合宿を初めて実施することで、スポーツチャンバラの魅力を肌で感じてもらうとともに、新入生一人一人と接する時間を長くすることで、当サークルの雰囲気も体験してもらった。また女子部員に協力してもらい女子体験会を実施し、女子でも取り組みやすい競技であることを先輩の姿から実感してもらった。その結果、新入部員が前年に比べ3倍以上となり、女子部員も15人という大成功を収めることができた。

地方が抱える課題の中で解決したい問題とその理由(600文字以内)

私がシニア人材の活用を選んだ理由は2つある。一つ目は、少子高齢化の進む現代日本において、高齢者の知恵や経験を活用することこそ地方の諸問題解決のキーポイントになると思ったからだ。例えば、群馬県上勝町では、里山の葉っぱや花を収穫し、料理の「つま」として出荷する「葉っぱビジネス」が成功を収めている。これは林業や農業を営んでいた高齢者の知見を活かしたものであり、過疎化が進む町に新たな産業を築き、地域経済の活性化に繋がっている。このように、高齢化という日本全体が抱える課題を逆手に取り、増えゆく高齢者を有効活用することこそ、都市部に比べ高齢化が深刻化する地方創生のヒントになるのだ。また、高齢者の生きがい確保や高齢者同士のつながりの維持という観点からも、シニア人材の活用は逼迫した課題であると言えるだろう。二つ目は、教育心理学コースでの学びが最も活かせる問題であると考えたからだ。私はシニア人材の活用の課題の一つに、シニア人材の活動動機に個人差があることが挙げられるように思う。シニア人材の活動意欲には幅がある上、生活のためや生きがい獲得のためなど動機も様々で、その事情によって適切な活用方法も異なってくる。そもそもシニア人材側も自らの経験や知恵の活用方法を理解していない場合も多いだろう。その問題の解決には、一人一人の学習環境や意欲の違いを超えて向き合う教育心理学の方法が大いに役立つのではないだろうか。