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国際協力機構(JICA)_ES(2020卒_秋・冬インターン)

国際協力機構(JICA)、2020卒_秋・冬インターンの通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:秋・冬インターン 職種:総合職

JICAでは、「信頼で世界をつなぐ」というビジョンと、ビジョン達成のための5つのアクション(使命感、現場、大局観、共創、革新)を定めています。これらに関連した、あなたの経験を教えてください。(400字以内)**ビジョン・アクションの全ての項目でなく、一部の項目について記載頂いて構いません。

私は昨年アメリカンフットボール部で、コーチとしてディフェンスの総指揮となる役職を務めていた。この時に常に大事にしていたことが二つあり、これが貴社の掲げている「現場」と「大局観」に関連している。 一つ目は選手と関わる時間であり、現場と関連している。これが少なければ選手を本当に理解することはできない。毎練習約30人いるディフェンスの全選手と話すことを心掛けた。特に伸び悩んでいる選手とは練習後も話し、今後何を取り組むべきかを一緒に考えた。 二つ目は長期的な視点で練習を取り組ませることであり、大局観に関連している。試合に勝つためには漠然と練習を重ねてはならない。自分たちがどの段階にいて、どの段階になる必要があり、何をしなければならないのかを考える必要がある。そのために毎試合細かなスケジュール設定をした。さらに毎練習後、選手とミーティングを行い、問題点の把握と達成状況の確認、スケジュールの修正を行った。

あなたの価値観に影響を与えたもの(人・出来事・本など)を教えてください。(400文字以内)

私の価値観に影響を与えたものは、高校3年時の担当の先生に頂いた言葉である。その言葉はイエローハット創業者の鍵山秀三郎氏の残したもので、以下のとおりである。

「やっておいてよかった」 「やっておけばよかった」 僅か二文字の違いだけれども、その差はどこまでも大きい。

当時目標としていた大学の偏差値に全く及ばず、志望校を変更しようと考えていた時にこの言葉を頂いた。この言葉は勇敢な選択をしろというだけのものではない。後悔しないために努力すること、選択した道を後悔しないために努力することが重要だということを教えてくれる言葉である。 この言葉を聞いて私は、後悔をするならやらなかった後悔よりも、やった後悔にしたいと考え志望校を変えずに努力し、無事合格することができた。それ以降私は、何か大きな選択をするときは必ずこの言葉を思い出し、実行するようにしている。

10年後あなたはどのように社会に貢献していたいですか?そのために今取り組んでいること、または今後取り組みたいことは何ですか?(400文字以内)

私は10年後、世界のアクセス(道路だけではなく、水や市場、情報といったあらゆるもの) をよりよくする仕事をしたい。これは世界の「知らない」をなくしていきたいと考えているからだ。 高校の時に青年海外協力隊でザンビアに行っていた人に、現地の人は他の世界を知らない為に現状を改善する欲がないという話を聞き、私はこの状況がすごく悲しいことだと感じた。これがきっかけで大学・大学院で開発経済学を専攻している。現在は産業連関表を用いてネパールとインドネシアの経済波及効果の分析を行い、貿易自由化や技術進歩が途上国にもたらす影響を研究している。 こういった勉強の中で私は、援助は現地への技術導入や現物供給も重要だが、マクロの視点でアクセスのあらゆる面からアプローチし、現地の人の視野を外の世界に広げることが最も重要ではないかと考えている。 今年の夏には途上国に実際に行くため、現場を直に感じ自分のできることを考えたい。