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三菱地所_ES(2020卒_本選考)

三菱地所、2020卒_本選考の通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:本選考 職種:総合職

あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。(500文字以内)

少林寺拳法部で主務として全部員がやりがいを感じられる環境づくりに挑戦しました。役職上、多くの部員と密に交流する中で、私はある課題意識を持ちました。それは、①各々で自由に目標設定をするという了解と、大会に出場しない部員がやりがいを持ちにくい練習環境に矛盾があった点、②現状改善のために行動を起こす部員がいなかった点でした。私は、①について、大会出場とは別に全部員が納得できる軸を探すため、アンケートで活動に求めるものを調査しました。その結果、全員が「自己の成長」「後輩指導」のいずれかにやりがいを求めていました。そこで、一週間、同じ部員に同じ技を教える「班別練習」の時間を作ることで、2つのやりがいを強く感じられる機会を創りました。②については、幹部を班長に任命し、当施策の狙いを共有した上で、彼らと毎週末に各班の課題を共有する時間を作りました。取り組みの末、3か月後のアンケートでは活動に高いやりがいを感じるという回答が30%増加し、活動環境の改善のため主体的に動く部員も現れました。以上の経験から、私は多様なニーズを調整する力と周囲を巻き込んで実行する力を得ました。

あなたが大切にしている信念は何ですか。 それを培ってきた経験をふまえて教えてください。(500文字以内)

私の信念は「他者貢献のためには、自己研鑽を続けなければならない」です。この想いに至った契機として、私の部活動に対する考え方の変化があります。最上級生になった当初、私は後輩指導に最もやりがいを感じており、全体練習後の時間の大半を後輩指導に割いていました。すると、私は気づかぬうちに自身の技術向上への意識が低くなり、以前のような動きができなくなっていました。一方、同期の一人は自身の練習を楽しみ、技術向上に向き合い続けた結果、全国大会入賞を果たし、後輩指導においても高い価値提供ができていました。 私は、誰よりも後輩指導に尽力してきた「つもり」だったため悔しく感じる一方で、自分の能力と真剣に向き合えていなかったことに気づきました。以降、自身の弱点とも徹底的に向き合い、その学びを後輩指導に還元する意識を持つことで、最後の大会では自己最高の関東大会本選出場を果たしました。引退後の現在は、自身の就職活動体験を後輩に還元したいという想いでNPO法人の運営に携わり、面談等で価値提供を行っています。その中でも、自身の志望外の業界についても勉強し、常に相手に与える価値を高めるという意識を持ち、行動しています。

あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。(500文字以内)

丸の内において、国内外にその歴史的魅力を発信できるまちづくりを成し遂げたいです。この想いは、国際部の活動で、皇居を訪れた外国人観光客に飛び込みでボランティアガイドをした経験から生まれました。私たちは、皇居の各施設に関する説明用資料を準備してガイドに臨みました。しかし、私たちがガイドをさせて頂いた外国の方々は資料の内容以上に、特に各施設の物語性に関して詳細に聞いて下さったため、十分に対応できなかったことが強く印象に残っています。この経験から、国内外のお客様に、丸の内の歴史的魅力を発信することで、東京駅エリア全体の観光地としての価値を向上させたいと考えました。この取り組みは、東京駅―皇居間の人の流動に広範かつ直接的にアプローチできる貴社でこそできると考えます。一方で、貴社は丸の内全体の洗練された統一感と、各建物内におけるユーザー目線でのニーズ対応を両立してきました。これらの要素を保ちつつ、歴史的な魅力を発信することは容易ではないと考えます。私は、貴社においても、部活動で培った多様なニーズの調整力と周囲を巻き込む力を、訪れた人の喜ぶ顔を思い描きながらさらに磨き、上記の想いを実現したいです。