面接は「通過率90%」以上。インターン選考は「合格率70%」以上。
ー本日はお時間をとっていただきありがとうございます。エンカレッジ編集部です。Mさんがインターンの選考において大きな成果を残しているとお伺いしています。ぜひそのインターン選考での秘訣を21卒の就活生にも伝えてもらえたらと考えています。よろしくお願いします。
Mさん:よろしくお願いします。
ーさっそくですが、Mさんがインターン選考で残した成果を教えていただけますか?
Mさん:主にサマーインターン選考での結果になりますが、以下の通りです。
◆インターン選考に合格+参加した
YCP、IGPI、サイバーエージェント、PWC、リクルート(wow)、ローランドベルガー、USJ、P&G(1Day)、博報堂、オリエンタルランド、ファーストリテイリング、P&Gセールス
◆インターン選考に合格+参加しなかった
ネットプロテクションズ、fringe81、speee(Bizcam)、speee(ENJIN)、コロプラ、リブセンス、GA technologies、ビズリーチ、PLAN-B、レバレジーズ(1→10)
◆インターン選考に不合格
DI(最終GD落ち)、DeNA(1day落ち)、NRI(2次落ち)、ベイン(筆記落ち)、Amazon(webテスト落ち)、DTC(二次面接落ち)、P&G・マーケ(GD落ち)
Mさん:先輩からの企業紹介や早期に就活を始めたことによって、最終的に29社受けることになりました。結果としては「面接通過率90%」「インターン選考合格率75%」でした。
ー他の就活生に比べて、多くの企業のインターン面接を受けていると思います。なぜここまで多くの企業のインターン面接を受けることになったのですか?
Mさん:「運良く周りの友達や先輩に恵まれたこと」が一つの理由だと思っています。
「就活は情報戦」とよく言われますが、まさにその通りで。「インターンの選考情報」や「インターン特別選考の案内」を、友達や就活団体のメンターの方から聞いていました。
例えば、就活友達と話していて「前インターンの面接を受けた〇〇って企業、すごく良かったよ」と聞いたり。就活団体のメンターさんから「この企業あっていると思うからインターンだけでも面接受けてみたら?」と聞いたり。企業のインターン選考情報を集めていると、いつのまにか29社受けていました。
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高い「インターン面接通過率」を保つ鍵は「面接最初の2分間」
ーインターンを29社受けているにもかかわらず、有名企業がとても多いですね。この企業群は選考難易度がかなり高いと思います。Mさんが他の就活生に比べて面接通過率が高い理由は何と考えていますか?
Mさん:参考になるかは分かりませんが、私が面接で強く意識していたことが2つあります。それは、面接前の「準備」をしっかり行ったことと、面接の「最初の2分間」で面接官の質問を誘導したことです。
ーなるほど、最初の2分間ですか。
Mさん:はい。特に自己紹介は重要だと考えています。
まず前提として、私は他の人に比べて頭の回転が遅く、面接で突然される質問がとても苦手です。就活生として初めて受けたインターンの面接では、質問に対する回答が全まったく思いつかず、1次面接で落ちた経験があります。
この落ちた経験からどうしたら面接に合格するだろうと考えた結果、2つの面接対策を意識的に行うことになりました。
ーなるほど、選考に落ちた経験が活きたのですね。ぜひ具体的に教えてください。
Mさん:1つ目の面接対策はありきたりですが「面接で想定される質問に対する回答をすべてメモにして書き起こす」ことを行いました。これにより「頭の回転が遅い」弱みをカバーしていました。
具体的には、毎回の面接ごとに質問の内容をまとめ、それに対する自分の回答を書き起こしていました。そして、その質問に対する回答のメモを面接前日に見返し、当日面接に挑むようにしていました。
ーなるほど、想定される質問に対する対策としては最適ですね。
Mさん:はい。しかしこの方法では、面接官の質問すべてに対応することができませんでした。なぜなら面接官が「予想できない初めての質問」をする場合があるからです。
なので、面接官の「予想できない質問」を可能な限り減らすために、2つ目の対策を行いました。
インターン合格率をあげる秘訣「面接官の質問を誘導する」
Mさん:2つ目は「自己紹介によって、面接官の質問を意図した方向に誘導する」という対策方法です。
ーなるほど!「面接官の質問を誘導」ですか。ぜひ具体的に教えてください。
Mさん:就活の面接では、最初に自己紹介をすると思います。この際、面接官とは初対面であることが多いですよね。なので面接官は、私の情報の大半を「自己紹介」から得ていると思います。
つまり、面接において「自己紹介」はとても重要なのです。そして、この自己紹介を工夫することで、質問を誘導できるのではないかと考えました。
少し伝わりづらいと思うので、具体例を一つあげますね。
私は小学生の時、あるスポーツで好成績を残しました。しかし、そのスポーツを高校の途中でやめています。そして、また大学から再開しています。
例えばこのような背景を面接で聞いた時、あなたならどのような質問をしようと思いますか?
ー「高校の時になぜそのスポーツをやめたのか?」と、質問すると思います。
Mさん:そうですよね。おそらくこの記事を呼んでいる読者の方もこの質問をするではないでしょうか?
やめた理由は明確にあって、その質問に対する回答は準備しています。そして、上記のような形で背景を伝えると、かなり高い確率で「なぜ高校でやめたのですか?」と質問されます。
このように、面接で自己紹介を通して与える情報によって、質問を誘導することを意識していました。
*「質問の誘導」以外にも対策法が!気になる方はこちら
インターン選考に落ちないために。適切な質問へと誘導することが重要。
ーなるほど!このように面接で質問を誘導することで、回答を準備することができるのですね。
Mさん:はい。しかし注意点が一つだけあります。
ーなんでしょう?
Mさん:それは「企業が知りたい情報を獲得できる適切な質問に誘導すること」を意識することです。
面接で質問をただ誘導することはとてもキケンです。なぜなら、面接官が知りたい情報、すなわち採用に役立つ情報を適切に獲得できず、採用の判断を迷う可能性があるからです。
なので、企業が面接に質問でどの情報を求めているかを適切に把握する必要があると考えています。
例えば、先ほどの自己紹介は「スポーツをやめた理由」を聞く質問に誘導していますが、この質問は企業が知りたい採用に役立つ情報を獲得できる適切な質問だと考えています。
企業は新卒で採用した就活生にできるだけ長く働いてほしいと考えています。つまり「何かをやめた理由」は企業にとって面接の質問で知りたい情報の一つなのです。
やめた原因がなにか。もし継続する力が無くてやめてしまったのであれば、企業は採用することを躊躇するでしょう。「正当な理由」があったり「次へのチャレンジ」でやめた場合はポジティブに捉えるかもしれません。
このように「企業が知りたい情報を獲得できる質問に誘導すること」を意識することはとても重要です。
ーなるほど。面接で質問を誘導するだけでなく、企業が採用するために知りたい情報を提供することが重要なんですね。少し気になったのですが、企業が面接の質問で知りたい情報をMさんはどのように把握していましたか?
Mさん:「先輩へのヒアリング」「OB訪問」「面接での質問」から把握していました。
特に先輩へのヒアリングはとても参考になりました。「面接でこんな質問あったよ」とか「この企業は面接でこの情報求めているよ」など、企業からは手に入れることのできない面接の情報を知ることができました。
先ほども申した通り、インターンや面接など就活は情報戦なので、友達や先輩と交流を欠かさないことはとても大切です。
また「情報を知る」という観点で、エンカレッジさんのサービスもよく使っていました。自分に最適な専属のメンターさんがついてくれて、面接対策を受けたりインターンの情報を貰ったり、疑問点もすぐ解消することができ、とても助かりました。
ーありがとうございます。つまりMさんのインターン面接合格率が高かった理由は「自己紹介によって、企業が知りたい情報を獲得できる質問に誘導すること」だったんですね。
Mさん:そうですね。ぜひこれから面接に挑戦する方も参考にして欲しいなと思います。
インターンや本選考を控えた就活生に向けてメッセージ
ーMさん、本日はありがとうございました。最後に21卒就活生に向けて応援メッセージをいただけますか?
Mさん:私はインターンや面接含む就活を通して、周りの友達にすごく助けられたなと感じています。ぜひみなさんも周りの友達を大切にしながら、時には頼りながら就活に挑んでいただければと思っています。
頑張ってください!
ーありがとうございました。
Mさん:ありがとうございました。
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