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毎日新聞社_ES(2020卒_夏インターン)

毎日新聞社、2020卒_夏インターンの通過エントリーシートです。

エントリーシート概要

年度:2020卒 選考:夏インターン 職種:記者職

毎日新聞のインターンに参加を希望する理由。なぜ記者になりたいのか、も含めて自由に書け。A4用紙1枚(26行くらい)

私が貴社のインターンシップへの参加を志望する理由は2つある。 1つ目は、貴社の新聞がどのような過程で作られているのか自分の目で知りたいと思ったからだ。私は最近ニュースを見ると、少なからず作成者の意図が含まれているように感じる。特にテレビでは、政治的な公平が法律で義務付けられているにも関わらず、偏向報道が増えているのではないだろうか。その中でも貴社は、他の新聞社と比べて、論調に偏りが無いように思う。私は貴社のインターンシップに参加させていただくことで、貴社がどのように公正な記事作りをおこなっているのかを学びたい。そして、権威のある「新聞協会賞」を最も多く受賞している貴社の取材力・問題提起力を吸収したい。2つ目は、社会的弱者など声の小さな人に着目して報道をする貴社の姿勢に共感を覚えたからだ。貴社は他社が政策の中身についてメインに報道しているのに比べ、政策によって引き起こされる人々の生活の変化を大きく報道している。そして、紙面の内容だけでなく、新聞社で唯一、視覚障がい者のための点字の新聞である「点字毎日」を発刊しており、視覚障がい者と社会を繋ぐ役割を担っている。私は大きな声に迎合するよりも、埋もれている問題を見つけ出して世間に発信したい。そのため、インターンシップで社会的弱者に寄り添う貴社の風土を肌で感じたい。 私が記者になりたい理由は、当事者の感情や思いを最前線から伝えたいためだ。私は大学の自主ゼミで月に2,3回、大阪府の西成区のあいりん地区へ足を運び、住民の方々と交流を深めている。あいりん地区は、暴力団事務所やホームレスの多さから、日本一治安の悪い地区と言われることもある。しかし、実際に訪れてみると、住んでいる方々は人情味に溢れていて、世間一般のあいりん地区のイメージとは異なる部分が多いと感じた。交流を持った方々も、「あいりん地区はここ数年で転換期を迎えており、以前より治安は良くなっている。しかし世間では昔のイメージが根強く残っていて残念だ。」と語っていた。私はこの経験から、声なき声をしっかりと拾って、社会に伝えたいと強く思うようになった。記者として当事者の感情に寄り添い、悲しみや苦しみ、そして楽しさや喜びを汲み取って、最前線から発信していきたい。貴社のインターンシップでも、取材対象に寄り添うことを意識して、仕事の魅力や報道が担う役割について理解を深められることを期待している。