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面接のコツとは?面接の通過率を向上させる4つのコツ

本記事では、面接に臨む上で持っておきたい心構え、面接を突破するコツをお伝えします。

面接突破の4つのコツとは

面接官から質問を受け、それに就活生がひたすら答える面接。「質問に答えてもウケが悪い...」「ちゃんと答えられてるはずなのに、なぜか落ちる...」

面接対策に悩む就活生の方も多いのでは?

そこで今回は、面接に臨む上での絶対に欠かせない心構え、そして面接を突破するコツをお伝えします。

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面接のコツ①:自分を採用しないと損だ!というスタンスで臨む

面接のコツ、1つは「自分を採用しないと損だ」というスタンスで臨むこと

面接に臨む就活生の方、本音では「給料がいいから、この会社で働きたい」「超有名なあの企業で働きたい」と思っていませんか?

もちろん面接では、「○○という理由で働きたい」と会社への志望度をアピールすることも非常に重要。

ですが、「御社で働きたいです」というスタンスの就活生は多くいますし、他の就活生と自分を差別化することができません。

企業側に目線を変えてみると、「自社で働きたい」という学生の中でも、自社で活躍してくれる可能性が高い学生を採用したい。

これが企業側のニーズです。

つまり就活生の皆さんは面接において、「御社で働きたい」という学生の中でも、なぜ会社が自分を採用しないといけないのか、自分を採用しないとどんな損が生じるのか、これらを説明するという役割を求められています

それ故、理想の面接の姿とは「面接官の質問に対して、志望度をアピールしながら答える」というものではありません。

面接の理想イメージは

御社はこういう人物像を求めている そして自分にはその人物像と合致する資質や能力がある。 なので自分持つ能力・資質を活かして、入社後は継続的に利益を御社にもたらすことができる。 だから、自分を採用しないと損ですよね

といった流れに持ち込むこと。

つまり就活生にとって面接とは、面接官との質問の応答を通じて、「自社(御社)に自分は必要な人材である」ことをお互いに確認する場なのです。

ただ志望度をアピールするのではなく、「自分は御社で活躍できる。だから自分を採用しないと損だ」というスタンスで面接に臨む。

そして自分が入社後どのように活躍できるかという観点から、自己PRなど面接対策をしておく必要があります。

面接のコツ②:経営者目線で質問に答えよ

コツの2つ目は、経営者視点を持ち社会的意義や経営上のメリットという観点から、面接の質問に答えること

つまり面接の質問にも、経営視点から自己PRや志望動機を述べることが重要なコツです。

それでは、経営視点とは何かを解説していきます。

例えば、面接官に「志望動機を教えてください」と質問されたとします。

そこで「御社の仕事が大変面白そうなので志望しました」といった回答をしとします。

この回答は就活生自身のメリット・あなた自身の話であり、企業・経営側のメリットには一切触れていません。

これでは企業の面接官を納得させ「自分を採用したい」という気持ちにさせることはできません。

就活生自身が面白いと思えるを仕事することで、「企業にどんなメリットをもたらすのか」「社会にどんな価値が生まれるのか」について言及できなければ、面接官は「目線が低い」「自分のことしか考えておらす視野が狭い」とマイナス評価をします。

なので「仕事が面白そう」という想いを元に,経営者目線というコツを活かして志望動機を伝えるならば、

「○○という理由で御社の仕事に興味関心を持って取り組むことができるため、業務目標を達成し続けることができる」

と伝え、自分を採用することで経営側・企業側に生まれるメリットを伝えることがコツです。

このように面接では、企業の経営や社会的意義にどんな意味・メリットがあるか、どう自分が役に立つか、という高い目線をもち臨むこと。

それが面接突破に近づく方法の一つです

面接のコツ③:具体例を用いて質問に回答せよ!

面接質問に回答するコツの3つ目は、質問には具体的なエピソードを用いながら回答すること

つまり、自分がどんな人間か、どんな意識で物事に取り組んできたかを伝えるため、面接の質問には具体性を持って答えることがコツの3つ目です。

具体性を持って答えることで初めて、面接官にあなたの人柄や能力、入社後活躍できるか等をイメージさせることができるのです。

例えば、面接官に「学生時代頑張ったことは?」と質問されたとします。

そこで、「アルバイト先の飲食店で新メニューの企画・実現を行い、客数を10%増。売り上げを15%増やした」というエピソードを話した場合。

この頑張ったことの内容と成果を面接伝えるだけでは、あなたが自分から新メニューの企画を実現したのか、それとも周囲の人が行ったことを自分の手柄にしただけなのかが面接官には伝わりません。

具体性を伴って面接で伝えるというのは、以下例文のように自分の取り組みを詳細に伝えることを指します。

「自分はアルバイトでありながら、店舗に対するお客様の要望やニーズを把握する仕事をしていました。そしてお客さんと接する中でに、○○というニーズがあることに気付き、具体的に○○という新メニューの企画を社員・シェフに提案し、卸業者との交渉しながら新メニューの導入を実行しました」

と自分の取り組みを詳細に伝えること。

それにより、顧客のニーズをつかむ力、プレゼンを行い関係者を巻き込む力などを企業側にアピールできるのです。

このように、過去経験の中でどういった働きを自分はしていて、どういった理由で行動を起こし、どのようなプロセスをたどって成果にこぎつけたかを、生々しく面接官がイメージできる伝え方をすること。

これが、面接で非常に重要なコツです。

学生時代頑張ったことを再度例に挙げますが、「○○というイベントを実現しました」といった具体性・定量的な情報が一切ないような伝え方は絶対にやめましょう。

面接のコツ④:答えづらい質問には優等生的回答をせよ

では面接の質問を突破する最後のコツ、「答えづらい質問には模範的回答をせよ」について説明します。

面接官から飛んでくる質問には、非常に答えづらい質問もあります。

仕事上マイナスになるような情報を引き出そうとする質問、本音で答えると面接官の心象を悪くし兼ねないような質問が、答えづらい質問に該当します。

具体的には、「希望部署に配属されなかったらどうする?」「うちは海外転勤や地方転勤が多いけど大丈夫?」「ウチは業界4番手だから、業界1番手の●社から内定をもらったらどうする?」「ウチはできて10年くらいの若い会社だから、仕事量も多く残業もよくあるけど大丈夫?」こういった質問には答えづらいのでは?

しかしこの質問に回答するコツ・方法として、模範的・優等生的回答に徹しましょう

例えば、「希望部署に配属されなかったらどうする?」という質問には、

「もちろん○○の部署で働きたい気持ちは強いですが、大前提私の仕事に対するスタンスはどんな仕事でもとにかくやりきること。なので希望部署に配属されなかったといって、仕事に不満を覚えたり手を抜くことは絶対にありません。」

といった優等生回答に徹するのです。

面接官がこうした答えづらい質問をするのには意図があります。

会社に入ると当然ながら本音ではなく、建前の意見が求められるケースがどうしてもあるからです。

例えば、競合他社に品質・機能が劣る自社製品を営業として売らなければならないケース、現場の状況への考慮が足りない上司の指示にも従わなければならないケースなど。

もちろんこうした本音を言えない、建前で行動しないといけないケースは嫌ですよね。

ですが、経営・企業目線でいうと、建前を使って従順に行動する社会人の方が会社にとって使い勝手がいいのは事実。

それ故、面接を突破するという観点だと、時に模範的・優等生的回答に徹することが面接のコツです。

面接対策を行う上で持つべき心構え

それでは、最後に面接対策において必要不可欠な心構えをお伝えします。

面接の頻出質問には答えを用意せよ まず大前提になりますが、面接に臨む上で大切なのは「面接官によく聞かれる質問は答えを準備しておく」ということ

面接における頻出質問は、一般的に自己紹介・志望動機・ガクチカ・自己PRが挙げられます。

具体的にこれらの回答ポイントについては後々触れますが、基本的にはどこの企業の面接でも同じことを質問されます。

あらかじめこれら頻出質問についてどうこたえるかを考えておくか、考えないかでその場での回答には大きな差が出ます。

それ故、こういった頻出質問に対してあらかじめ答えを持って臨む、これが面接に臨む心構えの一歩です。

面接の前に回答の重要ポイントを頭に叩き込む 次に面接に臨む上で大事な心構えは、「回答の重要ポイント」を頭に叩き込んでおくこと

先ほど、面接における頻出質問に対しては答えを用意しておくべきだとお伝えしました。

しかし、その面接で話すことを一語一句丸暗記する必要はないということです。

大事なのは、頻出質問に対する答えの中でも核となる重要ポイントを押さえておくこと

例えばガクチカに対して面接で回答するならば、頑張った活動内容、そしてその活動の中でどんな立ち回りをして何に取り組んだか、結果としてどんな成果を上げたか。

活動内容、組織における立ち回り、頑張ったことのプロセス、そして上げた成果といった4ポイントを抑えておけばいいのです。

事前に対策準備した回答を丸暗記しても、面接当日は大いに緊張し頭が真っ白になることも。

また丸覚えしても、それが面接官に伝わってしまい、不自然かつ教科書的な回答しかできない、柔軟性に欠ける就活生だと思われることも。

自己PR、志望動機、ガクチカ、自己紹介など核となるポイントを事前に準備しておき回答できるようにしましょう。

面接時間を活用できるよう対策の準備を行え 最後に、面接に臨む上で重要な心構えは、面接時間を最大限に活用し、与えられた質問の中で自分の魅力を伝えること

基本的に、面接時間には制限時間があります、個人面接ならば、30分から1時間、集団面接ならば、面接時間÷受験する学生の人数分しか、あなたに時間はありません。

また面接官からの質問に答え続けるのは負担ですし、どうしてもボロが出ることも。

逆質問を有効活用し、面接官に喋らせるというテクニックも重要になります。

また質問への回答が的を外してしまい、面接官の評価を下げたとしても、質の高い逆質問をすれば面接官の評価を取り返せる可能性もあります。

それ故、制限時間をいかに有効に使いきるか、が非常に重要になるのです。

例えば、時間を有効に使うために、自己PRや志望動機を1分以内に話すといった面接対策も必要です。

また逆質問の時間を、自己アピールにつなげられるよう有効活用するスタンスも持っておきましょう。

ここまで面接に臨む上で重要な心構えについてお伝えしました。

それでは、ここから面接の質問を突破するコツについてお伝えします。

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