はじめに
選考をくぐり抜け、やっとたどり着いた面接。 万全の状態で挑みたいですよね。
面接で忘れ物をすると、企業側にマイナスイメージを与えます。その結果、「自己管理能力が低い」「自社への志望度が低い」など、低評価に繋がる可能性があります。
失敗例の一つとして、忘れ物があると企業の方に迷惑をかけてしまうことがあります。
例えば、スケジュール帳を忘れた場合、その場で日程調整をすることができません。すると再度メールや電話で連絡を取る必要があり、社員さんの手を煩わせてしまうことになりますね。
また、忘れ物をすると自信を持って面接に臨むことができなくなります。面接当日に忘れ物に気付くと、非常に焦りますね。急いで用意するとなれば、面接前の貴重な時間をそこに費やすことになります。
このように不安な状態で面接に向かうことはお勧めできません。余裕を持ち、堂々とした態度で面接に臨むためにも、準備は完璧にしておきましょう。
では、ここから面接に忘れてはいけない5つの持ち物と、意外と便利なものをお伝えします。
当日の朝に慌てることがないよう、チェックリストを見ながら準備をしていきましょう!
面接で絶対に忘れてはいけない持ち物リスト5選
①筆記用具
ボールペン、スケジュール帳を必ず持って行きましょう。 なぜなら、面接前後や面接中に得た情報をメモしておく必要があるからです。
例えば、面接後に今後の選考について指示を受けることがあります。「次の選考では、複数の社員と面談をしていただきます。」などがそれにあたります。その際に、スケジュール帳にその旨を書いておけば、次の選考前に思い出して対策することができますね。
もし、筆記用具に迷った時は出来るだけシンプルな物を選びましょう。他の企業の名前やキャラクターが付いた文具は避けたほうが無難です。
なぜなら他社の製品と一目でわかるものやキャラクター製品は、ビジネスにおいて戦略無しに使うことはしないからです。
ですから、得た情報をすぐに書き込めるよう、面接にはシンプルな筆記用具を持っていきましょう。
②腕時計
面接には、腕時計が必須です。 面接前・面接中など時間を確認するタイミングが多々あるからです。
例えば、面接前はこまめに時間を気にしながら会社(面接会場)まで歩くことになります。遅刻はもちろんですが、早く着きすぎても企業側に迷惑をかけてしまうからです。ちょうどいい時間に到着できるよう、時計を見ながら歩けると良いですね。
また、腕時計をしていれば、面接中にさっと時間を確認することも可能です。多くの面接では、最後に「逆質問」の時間があります。就活生は、面接の残り時間に合わせて質問の種類や数を選ばなければなりません。スマートに時間を確認するためには腕時計が必須ですね。
こまめに素早く時間を確認できるよう、面接には腕時計をしていきましょう。
③ハンカチ・ティッシュ
意外と忘れがちですが、ハンカチ・ティッシュも忘れてはいけません。身だしなみの基本であるがゆえに、持っていないと恥をかくことになります。
例えば、面接前にお手洗いに行ったとき、ハンドドライヤーがあるとは限りません。濡れたままの手でスーツや大切な書類を触ってしまったら......?だらしない人だと見なされてしまう危険性がありますね。
また、ティッシュは咄嗟の時に便利です。鼻をかみたくなった時や、飲み物をこぼしてしまった時に、あたふたする姿はマイナスです。自分で対処できるようにカバンに入れておきましょう。
身だしなみを完璧にして面接官に会うために、ティッシュ・ハンカチは必ず持っておきましょう。
④エントリーシート(履歴書)のコピー
応募時に提出したエントリーシートのコピーを持っていることは非常に有効です。
なぜなら面接直前に、自分がエントリーシートに書いたことを確認することができるからです。これにより、面接にて一貫性のある主張をすることができます。
例えば、面接ではエントリーシートに記入した情報をもとに質問を受けることが多くあります。しかし、面接に慣れていないとその場で思い浮かんだことを焦って伝えてしまい、エントリーシートの考えと異なることを発言してしまうことがあります。すると、企業側は「エントリーシートと面接、どちらが本当の学生の姿なのだろう?」と困惑してしまいますね。
ですから、企業側に一貫して同じイメージを与え、信頼してもらうためにエントリーシートのコピーを持っておき、面接前に目を通すと良いでしょう。
⑤企業から指示された物
最後に必ず確認しておきたいのが、企業からの案内メールです。
日時に加え、持ち物の指示が付いている場合があります。そして、それらは企業がわざわざ伝えるのですから、非常に重要です。
よくあるのが、「印刷した受付票」や「交通費精算用の領収書」、「印鑑」などです。特に印鑑は、コンビニで簡単に買うことは難しいため、必ず家から持っていきましょう!
企業が直接指定してくる持ち物は、忘れてしまうと大変な迷惑をかけてしまうことが大半です。油断せず、もう一度案内メールは確認しておきましょう。
あったら便利な持ち物
①エチケットブラシ
意外と便利なのが、エチケットブラシ(通称 衣服用ホコリ取り)です。
スーツにホコリや繊維がついた時に、さっと取ることができます。家の中で気づかなくても、太陽の下に出て気付く!なんてことがあるので、外出先ではかなり重宝します。
さらに人事の方からも、服のホコリなど清潔感のない服装はマイナスイメージだという意見をいただいています。
実は、100円ショップで購入することもできます。清潔感には抜かりなく、カバンに一つ入れておきましょう。
②スマホ充電器
就活中に想像以上に使うのが、スマートフォンの充電器です。
なぜなら地図アプリや企業情報の最終確認など、面接前はスマホを多用します。特に位置情報サービスを使用すると、スマホの充電はあっという間に減ってしまいますね。
面接が2つ以上続く、朝から晩まで外出している......そんな日はスマホの充電器を持っていた方が安心ですね。
③その他(女性向け) ・メイク道具 面接前に化粧直しができるよう、最低限のメイク道具は持っておきましょう。特に口紅は取れやすいため要注意です。
・絆創膏 慣れないヒールで歩くと、靴擦れを起こすことがあります。肌色の絆創膏を数枚持っておくと安心です。
・予備のストッキング 履いているストッキングが破れた時用に、もう1つ持っておくことをオススメします。破れていることに突然気がついても、すぐに対処することができます。
面接の持ち物まとめ
面接に必要な持ち物は、全て揃えることができましたか?
持ち物の準備が済んだら、あとは心の準備をするのみです。面接までリラックスし、本来の実力が出せるように気持ちを整えましょう。
そして、面接が終わったらしっかりと振り返りを行いましょう。「社員の反応がよかったエピソード」や「うまく説明できなかった部分」をメモすることで、次回以降の面接に活かしてください。
また、第三者と面接を客観的に振り返ることも有効です。自分一人では気付かなかった反省点が見つかるかもしれません。
面接での学びを最大化するためには、自分と他者の視点、両方を持って振り返りましょう。
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