公開日:
最終更新日:

事業創造・経営人材になるためには 売上500億円企業を創り上げた役員の目線

年間数千人の人材と出会い、その力を見極め、採用し、育てる。そんな形で、会社の2000%成長を支えた堀内氏。大きく成長した会社で、その成長を支える人材を見てきたからこそ分かる「事業」「経営」に必要なものとは。事業・経営に興味のある方は、ぜひご一読ください。[Sponsored by ネオキャリア]

「人間力」や「地頭」だけでは本当の経営者にはなれない

---本日はよろしくお願いいたします。本日のテーマは「事業家・経営者」。就活生の中には、将来的に事業を創りたい、経営者になりたいと考えている人も少なくないです。本日は是非「事業家になれる人材とは」「経営者になるためには」ということについてお話を伺えればと思います。

堀内:よろしくお願いします。早速ですが「事業家・経営者」というと、どんな人でどんな能力が必要だと考えているでしょうか?

---優れた戦略や事業アイデアを考えられる思考力や、人を動かすリーダーシップが必要なのかな、と想像をしていますが...。

堀内:「地頭」や「人間力」という部分は皆さん想像がつきやすい部分かもしれません。ただ、それだけでは本当に優れた「事業責任者」や「経営者」には足りないと私は考えています。

確かに、そのような力に長けた人が、新たに事業を作って経営をしようと考えると、ある程度の規模まで会社を成長させることはできる。

自らのアイデアを活かして、新たな商材を作る。社長や優秀な右腕が、持ち前の人間力を活かして案件を取ってくる。それをメンバーが回して、売上を作る。それだけでも、数十人規模の会社を動かすことはできるでしょう。

ただ、そこで止まってしまう会社は山ほどあるんです。「50人の壁、100人の壁」という言葉は皆さんも聞いたことがあるかもしれません。上手く行っていた会社でも、拡大をするのは難しい。

我々の会社も、創業したばかりで経験が少なかった頃は、そんな壁に突き当たりました。会社を大きくしようと思って10人採用しても、1年で10人居なくなってしまって、結局去年から会社が成長していないぞ、なんていう状態。

じゃあ何が足りないのかというと、そこからは「商売をする力」ではなく「経営をする力」が必要になります。

「営業リーダー」「企画部長」ではなく「経営者」を目指せ

---「商売」から「経営」ですか。

堀内:それまでの経営者の役割は、自らサービスを作り、自ら営業をして売上を生み出すこと。言い換えると「小さいチームを率いる営業リーダー」と言えるかもしれません。

そこから50人、100人の壁を超えて会社をスケールさせるためには、リーダーとして「商売」を率いるだけではなく「経営」 の様々な知識や経験が必要になります。

先ほどの話で言うと、大きくなっていく組織をどうやって動かしていくかという「人・組織」の観点もそうですね。他にも、経理・財務といった「お金」の部分や、法務など「リスク管理」の部分であったり。そういった「守り」の部分を整えることが必要になります。

そのためには、自らそういった知見を身につけることもそうですし、そういった知識・経験を持った人に協力を仰ぎ、力を活かしてもらうことが必要になります。

ただ、それがなかなか難しい。自分よりも経験や年齢が上の社員を採用して、活躍してもらうためにはどうしたら良いか。適切なミッションの与え方が必要ですし、会社のカルチャーにうまく馴染んでもらうことも必要になります。

そういった観点を意識しながら経験を積み、組織をスケールさせていくことを実感することで、徐々に「経営」というものが理解できてくるのだと考えています。

---地頭やリーダーシップという「優秀さ」だけでなく、経営に関する知識や経験が重要になってくると。

堀内:そうですね。しかし、敢えてイヤな伝え方をすると、就活生の中には先ほどお話をしたような「経営者」に対する認識を間違えている方も多くいる。

今回この話を読んでくださっている人の中には、今後の日本を担っていく方もたくさんいらっしゃると思います。だからこそ、耳触りは良くないかもしれないけれど、少しでもメッセージをお伝えしたいと思うんです。

例えば、「事業家を目指したい」という学生の中には「人を巻き込むリーダーシップ」「営業力」というものを軽視してしまっている人もいる。

一方で「企画」とか「戦略」という言葉を好む人は多いです。自分が手を動かし、足を動かし、前線で戦うということに対して、拒否感があるのかもしれません。

しかし、その事業に一番の熱意を持って、広めていくのは経営者・事業家自身です。時には自ら手足を動かし、人を巻き込んでいかなくてはならない。

「組織」「財務や法務」といった、ミドルの部分も軽視されがちなことが多いです。

例えば、就職活動をしていると様々なベンチャーが語る「若くして事業部長・子会社社長に抜擢」という言葉。これらの言葉も、耳触りが良く、なんだかカッコよく聞こえるかもしれません。

しかし、きちんと整理して考えてみると、その実は「営業リーダー」であることがほとんどです。組織設計や採用、ファイナンス・リーガルの部分は本社がサポートをしていて、自分たちは自らの商材での売上を最大化することに注力する。

それでは、先ほどもお話をしたように、その人が「商売」の枠を抜け出して、「経営」をする能力を身につけることはできません。

肩書きは「社長」かもしれません。でも、大手企業で部長職に携わり、数千人の組織を束ねる人材の方がよっぽど優秀。社会にも大きな影響を与えています。

未来ある皆さんには、そんな風に「数十人を束ねる営業リーダー」で満足するのではなく、「本物の経営者」になってほしい。そして、本当に大きな価値を生み出せる人材に成長して欲しいんです。

しかし、就職活動では「戦略」「企画」「子会社」「事業部長」そういった言葉が使われがちになる。それは何故かというと、皆さんにとって耳触りのいい言葉だから。たくさんの学生に興味を持ってもらい、採用するという観点から、そういうメッセージを使うんです。

しかし、そういった言葉が溢れているからといって、勘違いをして欲しくないんです。

本当に大きな物事を起こし、世の中に影響を与えるためには、難しいこと、厳しいことも経験しながら、本当の経営者になってほしい。

そんな風に考えています。

本当に優秀な人材は「欲」と「若さ」を持つ

---ネオキャリアという会社も、今まさに経営人材を求めていると伺っています。まさしくそういった人材を求めているというわけですね?

堀内:そうですね。我々の会社は会社の規模をさらに拡大し、よりユーザーの皆さまに満足いただくため、「年間130%以上の成長」という部分を目標として、各メンバーがその目標を達成すべく努力をしています。

すると、既存の300人,400人という拠点を若くして率い、成長させる人材が必要です。

また人材業界には、色んな企業がひしめいています。130%を超えて、本当に大きく成長をしようと思ったら、既存のモデルをスケールさせるだけでなく、積極的に新たな事業に挑戦し、それを大きく飛躍させる人材が求められます。

弊社が今後さらに大きく成長していくとしたら、そういった人材、すなわち「将来の事業部長や経営陣」をきちんと成長させられるかが重要です。だから、我々はそういった人材の採用に注力していますし、そういった人材を育成するには、という点にも本当に力を入れています。

先ほども申し上げたように、数十人の組織を動かせるような優秀な人材を、数百人・数千人の事業を動かす「経営者」にするには、知識や経験が重要。

だから我々は、若い優秀な社員に「子会社社長」や「戦略部長」ではなく、本当に「経営」を任せています。 数年で300人、100億円という組織を運営する。大企業であれば、数十年かかるようなポジションです。

そんなポジションで経験を積んで、本当に「経営」ができる人材になりたいという強い気持ちがある人は、ぜひ弊社に一度足を運んで欲しいですね。

---ありがとうございます。最後に一つお伺いさせてください。近年、就活生でもすごく優秀な方はたくさんいます。頭が良く、ビジネス経験もしていて、行動力もある。そんな中でも「経営者に育つ」本当に優秀な人は、何が違うのでしょうか?

堀内:確かに、先ほどお話をした「地頭・人間力」といった素質を持っている方は数多くいます。そして「知識・経験」も、我々のように、経営を実際に任せられる環境であれば身につけることができる。

そんな中で大きく差がつくのは「欲」や「若さ」といったマインド部分だと考えています。

「欲」は先ほどの話と少しかぶる部分があるかもしれません。結局、自分がどこまで大きくなりたいのか。20人、30人の営業リーダーで自分は満足なのか。それとも、大きな組織を動かして、もっと大きな影響を社会に与えたいのか。

難しい経験や高い壁にもぶつかりながら、自分の高い目標を成し遂げるために努力できるかどうか。それは一つ重要になります。

そしてもう一つは「若さ」。

例えば、自分の部署を毎年130%という成長率で伸ばし続けているメンバーがいるとしましょう。 非常に高い成長率ですから、そのメンバーはもちろん「優秀」です。

では「来年は300%成長だ」「来期は新たな事業を作って5倍に成長させよう」という話をした時に、どういう反応をするか。

我々が求めているのは、そこで「やります!」と言える「若さ」がある人。

逆にいえば、どれだけ優秀で堅実に事業を伸ばす人材でも、飛躍させるという気持ちが弱っているのであれば、飛躍を生み出すことはできません。

歴史を見てもそうだと思うんです。本当に大きいことを起こせるのは、白旗を上げない人。 「月に行くぞ」と言っても、周りの人は「何を馬鹿なことを」と考えていたかもしれません。

でも「飛行機をもっと早く飛ばそう」と考える人にはロケットは作れません。「月に行くぞ」って本当に強く考えていた人がロケットを作る。

だから若い気持ちを持ったメンバーに、大きな事業・責任の大きな仕事をどんどん任せて行くのが弊社のスタイルです。

今の学生の皆さんにも、若い気持ちを持って欲しいのです。頭も良くて、リーダーシップもある。そして、将来はなんとなく事業部長、経営者というキャリアに憧れている。そんな人は、ぜひ二の足を踏むことなく、そういったキャリアを歩んで欲しいと思います。

もちろん、その選択肢の一つとして、弊社を選んで欲しいなとも思います。

先ほども申し上げましたが、ネオキャリアは、優秀でチャレンジ精神のある方には「本当に経営を任せる」会社です。

若くして数百人・数百億という組織の経営をしてもらい「知識・経験」を身につける。そして、事業部長・経営者として新たな飛躍を生み出す事業を創る。

簡単な道のりではありませんが、事業家・経営者になるための環境が揃っている会社です。

---ありがとうございました。「能力」「経験」「マインド」といった要素が経営者には必要。そして、それを身につけられる環境で、経営者を目指す。そんなキャリアに興味のある方は、一度、ネオキャリアに触れてみてはいかがでしょうか。